※すべてのお知らせはこちらから
2025-01-05
皆様、明けましておめでとうございます。
今回は「目から鱗が落ち、輝いた人生へ」というテーマで聖書からお話をします。
皆さんは、色々なことわざを知っていると思います。
例えば、「豚に真珠」があります。人間にとっては貴重な真珠も豚にはその価値は分からず、与えても何の役にも立たないことから、どんなに貴重なものでもその値打ちを知らない者には無意味である、という意味ですね。このことわざのルーツはご存知でしょうか? 実は聖書です。
「真珠を豚の前に投げてはいけません。犬や豚はそれらを足で踏みつけ、向き直って、あなたがたをかみ裂くことになります。」(マタイ7章6節)
他にも、「狭き門」「大番狂わせ」「働かざる者食うべからず」や今日のテーマの「目から鱗が落ちる」など多くのことばが聖書から来ていると言われています。意外と聖書の影響を私たちは受けていますね。
さて、今日のテーマの「目から鱗が落ちる」経験をした一人の人物を見て行きたいと思います。
使徒の働き9章に書かれています。
「するとただちに、サウロの目から鱗のような物が落ちて、目が見えるようになった。そこで、彼は立ち上がってバプテスマを受け、食事をして元気になった。」(使徒の働き9章18~19節)
サウロという人が「目から鱗のような物が落ちる」経験をしました。彼は、イスラエル民族のベニヤミン部族で、パリサイ派という厳格な派閥に属しユダヤ人のサラブレッドと言える人物です。聖書に精通し、神に忠実に従う人物です。その熱心さは非難されるところがありませんでした。熱心のあまり教会(イエスを信じる人)を迫害するほどでした。
彼はイエスを信じる者を迫害することが神に喜ばれることと思っていました。この人々を有害として滅ぼそうとしていたのです。ダマスコという町の近くに来た時、突然、天からの光が彼の周りを照らし、「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」と自分に語りかける声を聞きました。彼は「主よ、あなたはどなたですか」と聞くと「あなたが迫害しているイエスである」と答えが返って来たのです。彼は目が見えなくなり、3日間、食事をせず考えていました。「私はイエスを信じる人々を迫害していたが、間違っていたのかもしれない。」と。
サウロは神を正しく理解する目が閉じられていたのですが、神の声を聞き素直に聞き入れたときに目から鱗が落ち、イエスを信じる輝いた人生へと導かれました。
あなたも聖書を通して輝いた人生を歩みませんか。是非イエスキリストを知ってください。
心からお勧めします。
上里キリストチャペル
大塚高男
※これまでの聖書ワンポイントメッセージはこちらから
〒369-0311
埼玉県児玉郡上里町勅使河原1166
TEL 0495-34-1720
FAX 0495-34-1720
Email mail@kamisato-chapel.jp
URL https://kamisato-chapel.jp/