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上里キリストチャペルは埼玉県北部にあるキリスト教会です。

〒369-0311 埼玉県児玉郡上里町勅使河原1166

上里キリストチャペルは埼玉県北部にあるキリスト教会です

新着情報

2024年07月25日
【第2回オープンチャペル】のお知らせ
8月24日(土)午前11時~午後2時に『オープンチャペル』を実施いたします。地域に開かれたチャペルをテーマに出入り自由で気軽に足を運んで頂ける催しです。詳しくは【こちら】をご覧ください。

2024年07月24日
【シニアの集い】のお知らせ
毎月第4水曜日の午前10時30分よりシニアの集いを開催しています。毎月の楽しいイベントと聖書からのメッセージです。次回8月28日(水)は「オリジナル手作りしおり」です。オンラインでも参加できます。詳しくは【シニアの集い】をご覧ください。
2024年07月15日
【聖書ワンポイントメッセージ】
聖書ワンポイントメッセージを更新しました。このページ下の欄、または【聖書ワンポイントメッセージ】のページをご覧ください。
【バイブルコーヒーアワー(毎週日曜日13:15~14:00)】
初めての方にもわかりやすい聖書のお話ですので、ぜひご参加ください。またオンラインでも参加できます。【バイブルコーヒーアワーオンライン参加】から参加ください。

※すべてのお知らせはこちらから

聖書ワンポイントメッセージ

聖書が語る罪の本質と解決

2024-07-07

 なぜ教会では、いつも罪について語られるのでしょうか。それは、全ての人が罪の問題を抱えていることが、聖書に明確に記されているからです。日本では、道徳や法律に反する行為が罪とされます。個々の不正な行為が罪と見なされるのです。聖書も不正な行為を罪としていますが、さらに全ての人が持つ、そうした行為を行ってしまう性質自体を罪と呼んでいます。
 歴史的に有名な宣教師パウロは、自分を例にとって罪について語っています。

私は、したいと願う善を行わないで、したくない悪を行っています。私が自分でしたくないことをしているなら、それを行っているのは、もはや私ではなく、私のうちに住んでいる罪です。そういうわけで、善を行いたいと願っている、その私に悪が存在するという原理を、私は見出します。(ローマ人への手紙7章19~21節)

 パウロは、自分が望む善行ではなく、望まない悪行をしてしまう自分の性質に悩みました。彼は人間を、罪という主人に支配された奴隷のようだと述べています。罪を犯すから罪人なのではなく、罪の奴隷であるために罪を犯してしまう、と言うのです。
 聖書における「罪」という言葉の元々の意味は、「的・目標・道を外す」です。したがって罪とは、「神が人に定めた目標を外す生き方」と言えます。神が人に定めた目標は、聖書では「律法」と呼ばれています。律法は神の教え全体を指し、神と人に敬意を払い、愛するための教えです(※マタイの福音書22章37~40節を参照)。つまり罪とは、神と人に敬意を払い愛することから外れた生き方を意味します。神や人に敬意を払わず、自己中心的に生きることは罪であり、私たちをそのようにさせるものが罪なのです。
 ところでパウロは、罪を嘆くだけでなく、罪の解決についても述べて感激の想いを記しています。

私は本当にみじめな人間です。だれがこの死のからだから、私を救い出してくれるのでしょうか。私たちの主イエス・キリストを通して、神に感謝します。(ローマ人への手紙7章24~25節)

 パウロは、全ての人が抱える罪の問題について書きましたが、それはイエス・キリストによる解決があることを伝えるためです。罪のない者として生まれた神の子イエスだけが、罪ある私たちを救うことができるのです。
 教会では、解決方法があるからこそ罪について語ります。イエス・キリストによる罪の解決を知っていただくことを、心からお勧めいたします。

上里キリストチャペル
大塚 歩

※これまでの聖書ワンポイントメッセージはこちらから

バナースペース

   

上里キリストチャペル

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TEL 0495-34-1720
FAX 0495-34-1720
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