※すべてのお知らせはこちらから
2022-07-03
皆様こんにちは。
短い期間で梅雨が終わってしまい、急に猛暑の日々となってしまいました。体調管理にお気をつけください。
今日は、ルカの福音書17章11節〜19節までの記事を見たいと思います。
ツァラアトという病気に冒されていた10人の人が、イエス様によって癒やされたのですが、他国人の1人だけがイエス様のところに御礼を言うために戻ってきて、他の9人はそのまま帰ってしまった、という内容です。
ツァラアトとは、何らかの原因により、人体や家の壁などの表面が冒され、伝染するものです。昔の映画の「ベンハー」にも描かれていました。ツァラアトに冒されてしまった人は、社会から隔離され、誰かと出会う時には自ら、「私はけがれています」と叫ばなければいけないと定められていました。
イエス様がある村に入られた時に、ツァラアトに冒された10人の人が遠く離れたところに立ち、「イエス様、先生、私たちをあわれんでください」と声を張り上げました。イエス様はこれを見て「行って、自分のからだを祭司に見せなさい。」と言われました。彼らは行く途中できよめられました。
その時、1人のサマリア人は自分が癒やされたことが分かると、祭司のところへ行く道を引き返し、イエス様の足元にひれ伏して感謝しました。イエス様は「他の9人はどこにいるのか。この他国人のほかに、神をあがめるために戻ってきた者はいなかったのか。」と言われ、その人には「立ち上がって行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです。」と言われました。イエス様は、途中から戻ってきたこの人をとても喜びました。この人は自分に与えられた神様の恵みの素晴らしさに驚き、こんな自分に心をとめ、寄り添い、特別に扱ってくださった方に感謝を伝えるために戻ったのでした。肉体の癒やしは10人が経験しましたが、イエス様との深い交わりを味わえたのは1人だけでした。
私たちの周りにも、神様の恵みが満ち溢れています。多くの人はその恵みを当然のことのように受け取り、感謝もありません。
今日、このサマリア人のように、自分に与えられている神様の恵みをしっかりと認識し、神様を信じ感謝をささげる者になってみませんか。
聖書が伝える救いとは、罪や裁きから救われるということだけではなく、神様を覚え、神様を礼拝し、神様を賛美する、そのような霊的な祝福に与ることができるということまで含まれるものです。
皆様に神様の祝福がございますように。
上里キリストチャペル
久保 哲
※これまでの聖書ワンポイントメッセージはこちらから
〒369-0311
埼玉県児玉郡上里町勅使河原1166
TEL 0495-34-1720
FAX 0495-34-1720
Email mail@kamisato-chapel.jp
URL http://kamisato-chapel.jp/