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2025-10-05
みなさん、こんにちは。
暑かった日もようやく落ち着き、過ごしやすい季節となりました。
さて、今日のお話はイエスがいよいよ十字架にかかって死なれる5日前の出来事です。
イエスは、自分がこれからエルサレムで処刑されることを悟っていましたが、まっすぐにエルサレムに向かっていきます。
そして、エルサレムに到着しこれから神殿に入城されようとした際に、弟子たちに命じてロバの子を連れて来させて、その背に乗ってエルサレム神殿に向かわれました。
周りを取り囲んでいた多くの群衆が、それを見て叫びます。
「ホサナ。祝福あれ、主の御名によって来られる方に。祝福あれ、われらの父ダビデの、来たるべき国に。ホサナ、いと高き所に。」(マルコの福音書11:9,10)
人々は、聖書に預言されたメシアつまり救い主の到来を望んでおり、このイエスこそ自分たちをローマの圧政から解放し国を復興する王となる方に違いないと考えて、イエスのエルサレム入城を歓喜したのです。
驚くべきことに、このことは実に500年も前に預言者ゼカリヤによって預言されていました。
「娘シオンよ、大いに喜べ。娘エルサレムよ、喜び叫べ。見よ、あなたの王があなたのところに来る。義なる者で、勝利を得、柔和な者で、ろばに乗って。雌ろばの子である、ろばに乗って。」(ゼカリヤ書9:9)
叫んだ群衆は、この預言の成就を待ち望みイエスに期待をしていた人々です。病人を癒し死者を生き返らせるなど、これまで多くの奇跡を行い人々の注目を集めていたイエスがエルサレムに来られ、いよいよこの預言の通りのことをされた、これは国の復興が近いと期待していたのです。
しかし、その人々の期待とは裏腹にイエスはその5日後に十字架で処刑されて殺されてしまいます。
実は、それこそが聖書に預言されたメシアなのです。聖書が私たちに教えるのは、イエスが十字架で私たち一人ひとりの罪の身代わりとして死んでくださったこと、3日後によみがえられて今も生きておられる救い主である、ということです。
そのことを当時の人々は理解できませんでした。ずっと一緒に行動してきた弟子たちでさえも、この時点では全く理解できませんでした。
このイエスこそ、聖書がずっと昔から預言していたメシア、私たちの救い主です。
「それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」(ヨハネの福音書3:15)
ぜひ、イエスを救い主として信じ永遠のいのちを得てくださいますようお勧めいたします。
上里キリストチャペル
田島美佐夫
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