2020-05-24
「わたしの心だ、きよくなれ」

今日も、ご一緒に聖書から考えてみましょう。

今、私たちは新型コロナウイルス感染症の脅威にさらされていますが、今から2千年前イエス様がおられた時代にも感染症はありました。これはイエス様と出会った感染症患者が癒やされたという記事です。

「さて、ツァラアトに冒された人がイエスのもとに来て、ひざまずいて懇願した。『お心一つで、私をきよくすることがおできになります。』
イエスは深くあわれみ、手を伸ばして彼にさわり、『わたしの心だ。きよくなれ』と言われた。すると、すぐにツァラアトが消えて、その人はきよくなった。」(マルコの福音書1章40節~42節)

このツァラアト(重い皮膚病)という病は当時不治の病として特に恐れられていました。また、当時のユダヤ人社会では宗教的汚れを嫌い、その汚れた者にさわればその人も汚れるとされ、コミュニティーから完全に排除されて一生を終えなければなりませんでした。いわゆる隔離政策です。

ここで、イエス様は当時では考えられない行動をします。「彼にさわった」のです。これはイエス様自身もユダヤ人社会から排除されてしまう危険をはらんでいました。しかし、イエス様は彼にさわって癒やされたのです。

このことは、イエス様の愛のご性質をよく表しています。感染や汚れ、人々から排除される恐れがあったにもかかわらず、彼を深くあわれみ彼の患部をさわって癒されたのです。
もちろん神であるイエス様は、さわることはせずに「ことば」をもって癒やすこともできました。しかし、あえて彼に「さわり」癒やされたのです。
本当にイエス様の深いあわれみと愛がよく表された記事だと思います。

さて、そのイエス様の愛の究極の現れは何でしょうか。それは、聖書のメインテーマである「私たちの罪の身代わりに十字架で死んでくださった」という事実です。

聖書は、私たちが創造主である神様を忘れた結果、「罪」を持つ者となったと語ります。身体の病は私たちが生きている間だけのことですが、心の病である「罪」は永遠に私たちを苦しめる病であります。この心の病の癒やし、完全な罪の赦し、永遠のいのちを与えるために、神様は、救い主イエス様を送ってくださったのです。

今日、イエス様は、あなたの心にも語りかけています。
 「わたしの心だ。きよくなれ」
ぜひ、この罪の赦しと永遠のいのちを受け取ってください。心からお勧めします。

上里キリストチャペル
田島美佐夫
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